技術評論社から発売される Software Design 2016年5月号 の第1特集「Vim[実践]投入」に寄稿しました。
全5章の構成で、5人の Vimmer が1人1章を担当する豪華な内容になっています。
書いたこと
私は第2章「Vim だからできる、一歩先行く編集術」を担当しました。
今回の特集は、4月から新社会人になった方々をメインターゲットに、入門者向けの内容になっています。 その中でも第2章では、Vim ならではの機能について紹介しました。
この記事を見て、多くあるエディタの中から Vim を選ぶ意義について感じてもらえれば幸いです。
書けなかったこと
今回、これから Vim を使い始める人達を対象に記事を書くということで、help の引き方についての解説を入れたかったのですが、紙面の都合上叶いませんでした。
Vim を使っていくにあたって、help を引くことはとても重要です。Vim は設計上の目標(:help design-goals)の一つによくドキュメント化されていることを挙げており、大抵のことは help に書いてあります。また、プラグインについても、まともなプラグインであればドキュメントが書かれていて、Vim の中からいつでも参照できるようになっています。
調べ方を知っておくというのは Vim に限らず重要なことです。記事内での解説は叶いませんでしたが、もし Vim を使うことに決めた場合は、まずはヘルプのヘルプ(:help helphelp)などを見て引き方を知っておくとよいでしょう。
それでは、よい Vim ライフを!