Vim の本が出るらしいです

タイトルが完全に他人事な感じの thinca ですこんばんは。
さて、件の Vim の本、もとい、Vim テクニックバイブルですが、いよいよ来週の 23 日金曜日に発売のようです。なんかすでに先行販売とやらで一部の方はすでに手に取って頂いているようで発売日の意義がよくわからない有り難い限りです。
で、リマインダ的に宣伝記事書いてって言われてたんですが、本の中身に関しては Shougo さんが書いてくれたし、昔話をするほど Vim 歴も長くないし、何について書こうか迷ってたんですが、まあなんか書かんといかんだろうってことで読んだ後のことを書いてみたいと思います。
この本はタイトル通り様々なテクニックやプラグインの紹介がされていますが、当然紙面には限りがあります。泣く泣く削られた内容も多くあります。読み終えて、その内容を実践していると、多分物足りなくなってくると思います。「作業のこの部分が不便だ、なんとかならないか」「もっと楽にできる方法はないか」「こういうことができると便利だと思うのだけど、やり方がわからない」。こう考えるようになったら、末期レベルアップするチャンスです。改善点は普段から意識してどんどん自分で見付けていくものです。本に載っている内容はごくわずかです。
とは言ったものの、いきなり自分で解決するのは大変かと思います。大丈夫!日本には Vim のコミュニティがすでにあるので、そこで聞けば大抵のことは解決します!例えば、

ざっと挙げてもこれだけ選択肢があります。
実際のところ、書籍はきっかけの1つになればいいのかな、とも思っています。究極のところ、別に本を読まなくても Vim を使えるようにはなると思います。実際、私は Vim に関する書籍を今回の件までの間読んだことがありませんでした*1。にも関わらずここまで来れたのは、コミュニティの力があってのことかな、と思います。
これを読んで物足りなくなったみなさんが、一人でも多くコミュニティに参加してくださることを、楽しみにしています。

*1:正直書いててちょっと後ろめたい気もありました…