この前の続き。
返事は返ってきたのだけど、以下のものを禁止しているとして利用規約を引用するにとどまる内容だった。引用されていたのは以下の部分。
http://eowimg.alc.co.jp/content/help/about.html#5
- 弊社以外の第三者により定義されたユーザスタイルシートの利用や、ブラウザのプラグインやアドオン・プログラムおよびそれを利用したスクリプト、スクレイピングなどの技術を利用し、『英辞郎 on the WEB』エンジンを無断で利用し、または画面構成部品を無断で改変するもの
- その他、SPACE ALC に許可なく作成されたソフトウェアやスクリプトなどで『英辞郎 on the WEB』エンジンを利用するもの
うーん、それは知ってるんだ…。
この辺りについては定義がすごく曖昧で、特に後者の条件において、一般的なWebブラウザは SPACE ALC に許可を得て作成されているとは思えないし、一般的なブラウザでの閲覧が問題ないのであればテキストブラウザで閲覧してはいけないということはないはずだ。厳密に解釈しようとすると ALC は自前で専用のブラウザを提供するか、利用可能なブラウザの一覧(設定、アドオンの有無などの詳細も含む)をユーザに提示する必要があると思われる。
まあ本当に厳密にしようとするとまともに利用規約なんて書けないのであまり突っ込むつもりもないが、少なくとも画面の改変の面において ref-alc が規約に違反していたかというと少々疑問が残る。
で、その辺りについて再度質問しても良かったのだけど、むしろこの部分より以下の部分の方が ref-alc 的には怪しい。
- 『英辞郎 on the WEB』のメタサーチや、検索結果画面の改変を伴う利用は、許諾なく行うことを禁じます。
メタサーチとは、弊社に無断で弊社以外の場において、弊社が許諾する以外の形で、検索語の入力ボックスなどを作成、公開、販売し、弊社の『英辞郎 on the WEB』エンジンをあたかもそのサイトもしくはソフトウェアの部品であるかのように利用し、検索結果のみを表示するものと定義します。
http://eowimg.alc.co.jp/content/help/about.html#5
ref-alc が、英辞郎 on the WEB が提供する以外の形で検索用のインターフェースを提供していたのは明確で、あとは "販売" までしなければセーフなのかしなくてもアウトなのか、とか、"あたかもそのサイトもしくはソフトウェアの部品であるかのように利用" してたかってとこなんだけど、読んだだけだと結構微妙で解釈次第って感じもある。が、解釈次第となると多分聞いたら「アウト」ってことなんだろうな。
と言うわけで、恐らくこれ以上質問しても結果は変わらないだろうし、時間を浪費するだけな気がするので、てかぶっちゃけ面倒になったので、私はこの辺りで納得することにした。
もし実際のところが気になる人がいたら聞いてみてください。あと、もしもっと細かい回答を期待している人がいたとしたら、なんかさーせんでした。