海外ゲーム技術勉強会に行ってきた

海外ゲーム技術勉強会に行ってきた。
全体的に濃ゆーい内容でした。資料はどれも公開されるとのことで、まとめとかは他の人に譲っていつもどおり適当な感想だけ書くよ。

Doom3 コード解説 (イベントシステムとカスタムRTTI) - @

資料: http://www.slideshare.net/DADA246/doom3-commentary-12535903
John Carmak 大先生が作ったDoom3のコード解説。
ソースコードgithubに上がってる
なんか使われていないコードもあったりして結構謎が多いらしいのだけど、やはりと言うか、しっかり書かれているなーと言う印象。
せっかくなので自分でも手元で眺めながら聞きたかったけど、ネット回線不調によりその場でコードの取得ができなかった。わかってたら事前に取得してたのだけど、無念。
今度ちょっと眺めてみようかな。

次の世代のインタラクティブレンダリング 5つの挑戦と10の滅ぶべき技術 - masafumi

資料: http://www.slideshare.net/masafumit/510-12545599
描画エンジン周りのお話。
興味がないわけではないのだけど、いかんせん勉強不足が過ぎる。わからない用語がかなり…orz
せめて話についていけるくらいの知識は付けておかないとなー。
とりあえず、今後はより「本物」が求められるようになるって話は理解。疑似ではなく、物理的に正しくないと本物には見えない。
個人的には、本物を追求する流れももちろんあるだろうけど、それとは別にデフォルメ表現も重要になってくるんじゃないかなーと思ってたり。アニメ的表現とか最近割と見る気が。特に国内では。
まあなんであれ、私が素人同然ということを再認識したので、ものすごく危機感を覚えることができた発表でした。ちゃんと勉強せねば。

オープンソースの描画エンジン OGRE 3D の解説 - @

資料: http://www.slideshare.net/minahito/1-ogre3d
OGRE 3D の紹介。
元々はDirectXOpenGLを抽象化してオブジェクト指向で書けるようにラップするところから始まったらしく、設計重視で速度は2の次らしい。
聞いてた感じだと設計重視なだけあってOOの抽象度が高くて、なかなかおもしろそう。
ちなみに今まで読み方知らなかったんだけど、オーガ3Dって読むのね。

BrowserQuest で遊んでみた - @

資料: https://wwgs-exa.googlecode.com/git/slides/2012-04-14/index.html
HTML5 で作られた技術デモ作品。ブラウザのみで動く MMO ゲーム。
ソースコード公開されていて、それを動かそうとしてみた話。何やらリポジトリのものだけじゃアセットがなかったりと色々足りず動かないらしい。oh...
実はこのBrowserQuest、発表タイトルを見て気になったので私も前日にプレイしてみた。とりあえず実績全部解除まではやったよ。兵士の持ってる盾がHTML5のロゴだったり、なぜかnyan catOctocatがいたりしてなかなかユーモラス。
ちなみに実績の最後の1つ(Rickroll'd)は中盤の右の方に迷路みたいな洞窟があってそこの奥の人に話しかけたら貰えたよー。

懇親会

懇親会も相変わらず話が濃くて、たまに置いてけぼりを食らってたり…話聞いてるだけでもおもしろかったからいいけど。アーケードの基盤買うとかどういうことなの…。
2次会に行かれた方もいたみたいだけど、私は今回はパスさせていただきました。たぶんまた濃い話してたんだろうなー。


次回は、Game Community Gathering(仮) で何か発表する予定らしい!元々行く予定だったけど、さらに期待が高まる。今から楽しみ。