emerge の便利機能

emerge は Gentoo で使われているパッケージ管理システム Portageコマンドラインツール
Gentoo ユーザーならお世話になっていると思うけど、その中から私がよく使う便利オプションをいくつか紹介してみる。

--oneshot

emerge でインストールしたパッケージは world というファイルに記録されるんだけど、ライブラリの再インストールやお試しで入れてみる場合など、記録して欲しくない場合もある。--oneshot を使えば world に記録せずにインストールできる。

--resume

emerge で大量のパッケージをインストールしていると、たまに途中でコンパイルエラーなどで止まってしまうことがある。emerge --resume とすることで、途中から再開できる。

--skipfirst

emerge --resume で再開しても、コンパイルエラーなどが起こると結局止まってしまう。ただ、emerge -uDN world などとしている場合はそれ以降にもパッケージがあるわけなので、とりあえずそいつらを更新して欲しい。
そんな時は emerge --resume --skipfirst とすれば、最初のパッケージを飛ばして続きを始めてくれる。

--keep-going

そうは言っても、途中で止まって確認して --skipfirst して…なんてやってられない。放置しておいたら最初の方で止まってた時の残念感と言ったらない。
そこで、emerge --keep-going とすると、途中でエラーがあっても自動で続きをやってくれる。



ところで、emerge --depclean で gentoo-sources なんかを直近の n 個だけ残す、みたいなことをしたいんだけど、誰かやり方知っていたら教えてください!