SKKやめました

SKKを使って見ていたわけだけれども、色々あってSKKを使うのやめました。
ちなみに私が使っていたのは主にSKK-IME。と、skk.vimを少々。
理由はいくつかある。列挙してみる。

  • タイプ数が多くなる
    • これは宿命ですね。どうしようもないと思う。
  • 単漢字に弱い
    • まー普通のIMEでも大差ないっちゃないけど…。
    • 一覧表示になった際、横方向に展開されるのは正直見づらいと思う。横方向に展開するのは恐らくEmacsの名残りだと思うんだけど、そこまで踏襲する必要はなかったかなー。
    • キーボードの位置との対応だとしても、縦方向に展開しても対して変わらないと思うし。
  • 普通のIMEでは有り得ない変換ミスをする
    • たまに「そりゃないだろ」って変換ミスをしてくれる。有名な例は「多きい」とか。
  • 「達する」とか「発する」とか難しいです
    • ;tass;uruとか;hass;uruとか。まあ慣れればどうってことはないんだけど。
    • skk.vimで試したら、;tass;suruってやんないと入らなかった。バグ?


もちろんSKKにもいいところは沢山あった。

  • 辞書登録が簡単!
    • これは正直普通のIMEにも付いて欲しい。変換モードの最後まで行ったら辞書登録モード。何故ないのか。
  • ひらがなにゅうりょくたのしいです
    • めんどうなときとかぜんぶひらがなでにゅうりょくしたりしない?しないか。うんそうだよね。
  • / とか便利だよね
    • あんまり活用できなかった気がしないでもないけど、使い様によってはかなり便利。のはず。


確かにSKKを使えば文節区切りのミスによる誤変換はなくなるけど、文脈や送り仮名を見ないので別の部分で誤変換が大量に発生するのに耐えられなくなった次第。
でもこれらって、実装次第でかなり改善できる点だと思う。実際DDSKKの機能を見てると魅力的な機能が多い。ただ、私が使っているのはSKK-IMEskk.vimなので、こちらで使えないと私にとってはあまり意味はない。
実装が理想に追いついてないように感じるんだよね。SKKのコンセプト自体は嫌いじゃない。誤変換なしで入力できている時は結構気持ちいい。

見限ったと言うわけではなく、今後に期待的な感じ

色々書いたけど、SKKと言う入力方式には可能性を感じるし、何も考えずにMS-IMEを使っていた私にIMEについて色々考える機会をくれたSKKに出会えたことは良かったと思っている。
SKKの動向については今後も見守っていくつもり。
SKK-IMEskk.vim自体はまだ入りっぱなしなので、たまに気まぐれで使ったりするかも。*1


ありがとうSKK

*1:この記事はSKKで書きました。